Excelの図を美しく(その3)
2013/12/08 Sun. 04:09 [edit]
さて、前回Inkscapeへインポートした下のグラフを
いじってみましょう。

Inkscapeの基本的な操作方法はほかのサイトで学んでください。
学ばなくてもある程度できるように説明はするつもりですが。
①メイン目盛を長くする
メイン目盛と補助目盛の長さがあまり変わらないので、
メイン目盛を少し長くしましょう。
(office2010では割とましなんですが、2013はもっと差が微妙になってます)
ノードツール(左のツールバー上から2つ目)を選択して
目盛をクリックしてみると、
横軸の目盛を構成するすべてのノードが
編集待ち状態になることが確認できると思います。

目盛の部分にかかわらず、いろんな部分をクリックして
パーツごとに分かれてることを確かめてみましょう。
epsの恩恵がよくわかると思います。
さてメイン目盛ですが、補助目盛よりも少し飛び出た部分に
ノードが2つあることが拡大すると確認できると思います。
この2つをshiftでクリックすることで同時選択してびよーんと
ドラッグしてみましょう。
ちなみにドラッグした範囲をすべて選択することもできます。
体で覚えよ。

このようにメイン目盛を伸ばすことに成功しました!
さすがにこれはひどいので元に戻して、
Ctrlを押しながらびよーんと縦に伸ばしてみると、
垂直方向に伸ばすことができます。

いい感じで伸びました。
慣れてきた人は横軸のメイン目盛のノードだけを一斉にドラッグで選択して
同時にのばしましょう。

これで横軸は完成。縦軸も同様に伸ばしましょう。
② 対向軸に目盛をつける
向かい側の軸にも同じような目盛がほしいところです。
(何を言ってるか分からない人は先に下の方にある完成図を見てください)
まず先ほどと同じようにノードツールで目盛を選択します。
次にこの状態で「コピー」、
適当な場所にカーソルを動かして「ペースト」してみてください。
こうなると思います。

つまり、軸の要素だけをコピーすることができるわけです。
次に、左のツールバーの一番上選択ツールに切り替えます。
こうすることで、この要素をドラッグして移動することができるはずです。
この目盛をグラフの上側に植え付けたいので、
そのために、反転します。
上のツールバーに「オブジェクトを垂直方向に反転」があると思うのでクリック。
あとはこれを植毛すればいいわけです。
位置合わせの方法としては、オリジナルの軸と重なるように調整。

こんな感じ。
次に、[Ctrl]を押しながら移動すると垂直にいどうできるので、
いい位置に持ってきましょう。
これを左側の軸でも同じことをすれば、次のようになります。

これでなぜかExcelでできなかったことを補うことができました。
やれやれです。
次回はラベルをLaTeXの数式で入れる作業を行います。
(おまけ)
曲線の色を変える。
もちろんExcelで決めてからインポートしてもいいが、
Inkscape上で変更することも可能です。
ノードツールで曲線を選択します。
次に、左下の「フィル:ストローク:」って書いてるあたりを
ダブルクリックするなりして色を編集するウィンドウを出します。

あとはお好みで色を変えて、

みたいにできます。
そもそもExcelでできることですが、
こんなこともできるよというおまけでした。
今回のデータの場合、縦軸が0のところのグラフが重なって
見にくくなってるので色を変えるのもありですね。
私は意味もなくグラフに色を付けるのがきらいなんですが、
今回は別にいいと思われます。
むしろこっちがよさそうなのでこれでいきます。
色を付けるにしても、Excelデフォルトの気持ち悪い青ではなく、
くっきりした色を使うべきですね。
次へ
いじってみましょう。

Inkscapeの基本的な操作方法はほかのサイトで学んでください。
学ばなくてもある程度できるように説明はするつもりですが。
①メイン目盛を長くする
メイン目盛と補助目盛の長さがあまり変わらないので、
メイン目盛を少し長くしましょう。
(office2010では割とましなんですが、2013はもっと差が微妙になってます)
ノードツール(左のツールバー上から2つ目)を選択して
目盛をクリックしてみると、
横軸の目盛を構成するすべてのノードが
編集待ち状態になることが確認できると思います。

目盛の部分にかかわらず、いろんな部分をクリックして
パーツごとに分かれてることを確かめてみましょう。
epsの恩恵がよくわかると思います。
さてメイン目盛ですが、補助目盛よりも少し飛び出た部分に
ノードが2つあることが拡大すると確認できると思います。
この2つをshiftでクリックすることで同時選択してびよーんと
ドラッグしてみましょう。
ちなみにドラッグした範囲をすべて選択することもできます。
体で覚えよ。

このようにメイン目盛を伸ばすことに成功しました!
さすがにこれはひどいので元に戻して、
Ctrlを押しながらびよーんと縦に伸ばしてみると、
垂直方向に伸ばすことができます。

いい感じで伸びました。
慣れてきた人は横軸のメイン目盛のノードだけを一斉にドラッグで選択して
同時にのばしましょう。

これで横軸は完成。縦軸も同様に伸ばしましょう。
② 対向軸に目盛をつける
向かい側の軸にも同じような目盛がほしいところです。
(何を言ってるか分からない人は先に下の方にある完成図を見てください)
まず先ほどと同じようにノードツールで目盛を選択します。
次にこの状態で「コピー」、
適当な場所にカーソルを動かして「ペースト」してみてください。
こうなると思います。

つまり、軸の要素だけをコピーすることができるわけです。
次に、左のツールバーの一番上選択ツールに切り替えます。
こうすることで、この要素をドラッグして移動することができるはずです。
この目盛をグラフの上側に植え付けたいので、
そのために、反転します。
上のツールバーに「オブジェクトを垂直方向に反転」があると思うのでクリック。
あとはこれを植毛すればいいわけです。
位置合わせの方法としては、オリジナルの軸と重なるように調整。

こんな感じ。
次に、[Ctrl]を押しながら移動すると垂直にいどうできるので、
いい位置に持ってきましょう。
これを左側の軸でも同じことをすれば、次のようになります。

これでなぜかExcelでできなかったことを補うことができました。
やれやれです。
次回はラベルをLaTeXの数式で入れる作業を行います。
(おまけ)
曲線の色を変える。
もちろんExcelで決めてからインポートしてもいいが、
Inkscape上で変更することも可能です。
ノードツールで曲線を選択します。
次に、左下の「フィル:ストローク:」って書いてるあたりを
ダブルクリックするなりして色を編集するウィンドウを出します。

あとはお好みで色を変えて、

みたいにできます。
そもそもExcelでできることですが、
こんなこともできるよというおまけでした。
今回のデータの場合、縦軸が0のところのグラフが重なって
見にくくなってるので色を変えるのもありですね。
私は意味もなくグラフに色を付けるのがきらいなんですが、
今回は別にいいと思われます。
むしろこっちがよさそうなのでこれでいきます。
色を付けるにしても、Excelデフォルトの気持ち悪い青ではなく、
くっきりした色を使うべきですね。
次へ
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category: デザイン
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